医学的処置による産み分けの実態

着床前診断によってほぼ100%産み分けが可能ということはわかっても、なかなか実行に移すのは難しいかもしれません。
染色体異常や遺伝性疾患を持つもの、あるいは妊娠しても着床に至らない弱い卵子ですらあらかじめ選別することは宗教上よくないとして国が禁止しているところもあります。

世界的にはどうなのか?

カトリックに置いては中絶どころか避妊すら禁じられています。性感染症を予防する目的でコンドームを使用するのも否定的というほど性に関して保守的なため、不妊治療を始めとする生殖医療にも当然良い顔はしていません。受精した瞬間に人間としての尊厳が与えられるので、着床前診断にも反対の姿勢を取っています。
イタリアでは生殖医療が法律で厳しく制限されていますが、ヨーロッパ諸国では基本的には規制しつつ、その範囲内で認めているということがほとんどです。
アメリカではそうした宗教的規制はほぼないと言われています。もちろんカトリックであればまた別なのでしょうが、むしろ生殖医療に関しては先進国と言えるでしょう。技術・実績ともに高く、日本から受けに行くカップルもいるそうです。
儒教の影響が強い韓国では男の子を産むことが嫁の最大の務めとされています。そのため女の子とわかると中絶してしまう妊婦が多く、近年まで性別は事前に伝えないことになっていました。こうした背景があるせいか、着床前診断は積極的に行われているようです。
仏教国タイではまったく制限がないため、海外から施術に訪れるカップルも多く、いわゆる「着床前診断ビジネス」が確立しています。費用は一回あたり150万円ほどかかるそうですが、年々その数は増えているということです。

日本の現状・これから

日本では着床前診断を重度の遺伝疾患がある場合のみに限定しており、男女産み分けのためには認められていません。
また、もともとの目的は習慣性流産の予防や受精卵の着床率を上げることであり、産み分けは副次的な産物でしかありませんでした。
海外へ着床前診断を受けに渡航したり、受精卵を送って検査してもらう方法を採らざるを得ないのはこのためです。
もちろん健康保険は適用されないので、多額の費用がかかりますが、「それでも」とあきらめないカップルがいることも事実なのです。

不妊治療については国から費用の補助がありますが、着床前診断はまだ一般的に認められてもいません。女性の権利の一つとして、今後緩和されるとよいのですが、倫理的な問題は徹底的に話し合われるべきでしょう。

≪ホントにセックスで産みわけができるの?≫

セックスで産みわけができるワケ

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セックスで産みわけができる確率

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セックスで産みわけをする理由

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セックスによる産みわけの目的

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